お風呂好きって日本人だけ?の不思議

毎日当たり前にお風呂に入る日本人。実は海外にはあんまり入浴文化って無いらしい。どうやら根幹的には宗教観が影響しているみたいだ。

日本→仏教では、入浴は病を退けて福を招くと奨励
ヨーロッパ→キリスト教時代においては 入浴は享楽の象徴であり退廃的であると敬遠されたとの歴史があるらしい。

このことから中世フランスでは入浴の代わりにシャツを頻繁に着替えたり、香水で体臭を隠したりしていたよう。このことで香水文化は発展していったんですね。しかしながら非常に不衛生なこの時代、当時のパリの公衆衛生の悪化がペストなど流行の一因と言われています。その後1875年イギリスで公衆衛生法が施行され、ここで改めてヨーロッパでも入浴が推奨される様になった。ちょうどこの時代イギリスでシャワーが発明されたこともあり、ローマ式入浴スタイルには戻らずシャワーによる入浴が世界に広まっていった。

一方日本では川や滝で行われた沐浴の一種、みぞぎの習慣がルーツと言われている。仏教伝来時、寺院には沐浴をする為の施設があり、一般民衆への開放も進んでいったと言われる。当時の入浴はお湯につかるわけでなく、蒸し風呂形式であったが、江戸時代よりお湯を張り体を浸すスタイルになったと言われています。その後、高度経済成長期にガスや水道水が普及すると共に毎日入浴することが全国的に広まっていったよう。

入浴は、古くから心身を清め、清潔にする習慣があった日本人のすばらしい文化だと感じる。アジア各地では水道網などインフラがまだまだで、水質も悪い、水資源も豊富でないなどの理由で日本人程の入浴の習慣は無いようだが、例えば既に上海で日本のスーパー銭湯に大行列が出来ているように、インフラの発展、生活水準の向上と共に、清潔で、今日一日を切り替え、日々のストレスを癒す、すばらしい日本的入浴文化は世界に広まって行くのではないかとの推測はあながち間違っていないのではないかと考えている。


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